障害者の為のe-sportsイベントの開催「Japan PARA eSports Festival」について
今年初開催となりました「Japan PARA eSports Festival」は競技タイトル数や賞金総額も新たに 2025年03月21日(金)に「Japan PARA eSports Festival 2025」を開催することが決定しました。
「障がい」といっても、その種類は千差万別。例えば、足がない方と手がない方が競う時に、走りで勝負するのとゲームで戦うのとでは、結果がまったくが変わってきます。
この大会は、障がいの種類や程度で発生するゲームの「有利不利」の”差”を埋めるために独自のルールを採用し、すべての選手がフェアにNo.1を目指すことのできる大会です。
パラeスポーツプレイヤーが日頃の活動の成果を気兼ねなく発揮できる
競技機会の構築、市場発展に尽力してまいります。
2023年1月に開催された同大会では多様なハンディキャップをもつ選手たちに参加いただき、その中でもとりわけ素晴らしいプレーを見せてくれたクラス①の「ゆう」選手が、強豪ひしめくオープンクラスの選手たちとの激戦を見事制し優勝!!
また第2回目大会でも連続優勝という結果になりました。
前大会からの「ぷよぷよeスポーツ」に加え、人気シューティングゲーム、「レインボーシック
スシージ」の部を新設することになり、新たな可能性としても期待に胸を膨らませています。
今回も「全国障害者スポーツ大会」で実施されているクラス分けを一部参考とし、各障がい
の種類や等級に応じたハンデ設定をおこなうことにより、すべてのパラeスポーツ選手が同
じトーナメントで競い合えるように設計しました。また、プレイヤーだけでなく、イベント進行や
番組制作、スポンサー営業などのスタッフも最大限、障がい者のメンバーで推進することに
より、未来にわたって持続可能なシーンの創造を目指しています。
1回目,2回目のトライアンドエラーをふまえ、よりスケールアップした大会となっておりますの
で、日本全国から積極的なご参加をお待ちしております。
大会名 Japan PARA eSports Festival 2024
開催日時 2025年03月21日(金)13:00〜
開催形式 オンライン
採用タイトル ぷよぷよeスポーツ( Nintendo Switch)
・メイン会場: ONEGAME太田
・サブ会場: ONEGAME各FC事業所
参加料 無料
参加資格
厚生労働省が発行する「障がい者手帳」を取得、もしくはそれに準ずる障がいを有している選手
※主催から事前に実施するクラス認定を受けること
ぷよぷよeスポーツ大会 優勝金額 100,000
1976 年生まれ、東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。
大学在学中に出版された『五体不満足』が 600 万部を超すベストセラーに。
卒業後はスポーツライターとして活動。その後、小学校教諭、東京都教育委員などを歴任。
地域に根差した子育てを目指す「まちの保育園」の経営に参画。 2018年からは義足プロジェクトに取り組み、国立競
技場で117mの歩行を達成。 2022年、参院選(東京選挙区)に挑戦するも落選。
■大会名誉実行委員長 兼 大会進行MC
乙武洋匡
大会名誉実行委員長 就任時のコメント
去年に引第3回目となるこの大会にこうした形で参加することができ、いちゲーム大好きファンとして、とてもワクワクしています。
昨今のeスポーツ文化の発展は本当に目覚ましく、障害者を対象とした大会も増えてきてはいますが、この大会のようにフィジカルの
パラスポーツと同様、障害の程度に応じてカテゴリー分けやハンデ設定をする大会はあまり見たことがありません。このルールであれば、仮に私のよ
うに手足のないプレイヤーでも、場合によっては“五体満足な選手”に勝てるチャンスが十分にあるのではないでしょうか。
今年は鹿児島で開催されている全国スポーツ大会や、国際的なスポーツイベントでもeスポーツの採用が検討されていますが、
パラeスポーツにおいてもこのイベントをひとつのきっかけに、公式競技化の先駆けとなるような大会になってほしいと願っております。
参加選手のみなさん、頑張ってください!また配信をご視聴いただく方は、ぜひ一緒に楽しみましょう!!